放射線部
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放射線部
医療画像診断支援システム(CXR-AID)
当院では、質の高い医療を提供するためにAI技術を用いて開発された、胸部X線画像病変検出ソフトウェアを導入しています。
医師の診断を支援する機能を備え、健康診断や外来診断など様々な胸部単純X線検査で幅広く活用できる技術です。読影能力の均てん化や見落とし防止が期待できます。
【3つの画像所見に対応】
ソフトウェアにより、胸部X線画像を自動解析し、結節・腫瘤影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出しマーキングします。その領域を医師が再確認することで、見落とし防止が期待できます。
*詳細はこちらをご覧ください(FUJIFILMサイト)
骨密度測定検査(DEXA法)
腰椎および大腿骨の撮影を行い、専用のソフトで解析をします。その後、パルレポートを用いて結果説明を行います。受診日当日に検査と結果説明を受けることができます。検査時間は5分程度です。
高精細、高画質のフラットパネルX線TV装置
被ばく低減を追求し、患者様の安全性に配慮した 検査を提供いたします。
【低被ばく】
従来の装置より、低い線量(被ばく)での撮影が実施可能になりました。
【高画質】
画像処理技術により高画質でノイズの少ない鮮明な画像を得ることができます。
これにより、さらに正確な診断に必要な画像を提供することができます。
【楽な検査】
検査時間が短縮され、安心で快適な検査を提供いたします。
CT検査
当院では64マルチスライスCT装置を導入しています。短時間で広範囲の撮影が可能なため、息止めの時間が短く、患者様には楽に検査を受けていただくことが出来ます。また、従来よりも低い被ばく線量で撮影ができるため、安全で負担の少ない検査の提供が可能になりました。
大腸CT検査
64列マルチスライスCT装置を利用した大腸の検査です。大腸を膨らますため炭酸ガスをお尻から注入し、CT装置で大腸を「仰向け」と「うつ伏せ」の合計2回撮影します。検査時間は10~15分程度です。その後、コンピューター処理によって 大腸の三次元画像を作成し、大腸の腫瘍性病変などを診断する方法です。大腸内視鏡のように内視鏡を入れたり、注腸X線検査のように肛門からバリウムを注入したりせずに、楽に短時間で検査をすることができます。
頭部・腹部CT検査
検査時間は3分!
64列マルチスライスCT装置で頭部を撮影します。
※撮影時間は10秒程度
撮影されたデータをコンピューター処理によって頭部では、頭蓋骨の中の様子を1mm~5mm間隔の輪切りにした画像で診断します。腹部では主に肝臓、膵臓、胆のう、脾臓、胃、腎臓などの異常を調べます。
肺CT検査
64列マルチスライスCT装置を使用した低線量肺がんCT検査を実施しています。従来の肺がんCT検査より逐次近似法を使用することにより更なる 低被ばく、短時間撮影が可能になりました。
肺気腫検査
寝台の上に仰向けに寝ていただき位置合わせをしたあと、アナウンスにあわせて、息を吸って約5秒間呼吸を止めている間に、肺の全体を細かく撮影します。得られたデータをコンピュータが計算して、約1mmごとの高解像度な体の断面図がつくられます。その後、専用のソフトで解析し、結果を出します。所要時間は3分程度です。
内臓脂肪測定
CT装置で腹部を撮影した後、専用のソフトで解析し、内臓脂肪面積を計算します。その後、専用レポートで結果説明を行ないます。検査時間は3分程度です。