骨密度検査
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骨密度検査
あなたの骨は、元気ですか?
「骨粗しょう検査を受けましょう!」
「骨粗しょう症」は長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。全世界で60代以上の女性の3人に1人。男性では5人に1人がかかっている疾患で生活習慣病の1つと考えられています。また、骨が弱まり骨折時に合併症(消化器症状・心肺機能低下)や寝たきりなど、症状の重症化をまねく病気です。骨粗鬆症はサイレント・ディジーズ(静かな病気)と言われるように、深く静かに進行していきます。骨粗しょう症になってから治すのは大変です。定期的に骨密度検査を受けましょう
検査をお勧めする年齢と期間
女性では50歳くらいから骨量が低下し始めます。閉経後は原則として1年に1回、受診することが推奨されています。骨量は20代から40代後半まではあまり変化しませんので、できればその間に一度測定をして、自分の若い時期の骨量を知っておくと、老年期になってから役に立ちます。
40~70歳の女性は5歳刻みで検査を受けましょう。
70代以降は2年おきくらいに検査を受けましょう。
骨粗鬆症の危険因子
◎遺伝に関係するもの(閉経の時期、やせ型、家族歴)
◎生活のしかたに関係するもの(偏食、運動不足、アルコール、コーヒーの多飲、喫煙、日光照射不足)
◎病気に関係するもの
(胃切除、糖尿病、甲状腺機能亢進症、高カルシウム尿症、投与ステロイド剤(グルココルチコイド剤)、原発性副甲状腺機能亢進症、腎不全)
以下の症状がある方は検査をお勧めします。
・立ち上がる時などに背中や腰が痛む
・重い物を持つと背中や腰が痛む
・背中や腰が曲がってくる
・身長が縮んで来る
検査の流れ
セッティング ⇒ 位置決め/スキャン ⇒退出 ⇒ レポート作成 ⇒ 結果説明
検査時間:5分程度
撮影時間:腰椎40秒、大腿骨40秒
※受診日当日に検査と結果説明を受けることが出来ます。
ご質問等がある方はお気楽にお問い合わせください
TEL:055-283-2039 X線室