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地域包括ケア病床のご案内
平成30年10月1日より地域包括ケア病床を26床導入し、より幅広い入院ニーズに対応できるようになりました。
一般病床は15床で引き続き運営しております。
地域包括ケア病床とは?
急性期治療を終えた方、在宅や施設で療養中の方などが一時的に入院し、医療管理・診療・看護・リハビリテーション・退院支援を受けながら、在宅復帰を目指す方、緊急で一時的な入院が必要となる方の病床です。
在宅復帰をスムーズに行うために「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、専従リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどが協力して、効率的にリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。
入院期限は最大60日までとなっています。患者さまの状態及び在宅サービスが整い次第退院となります。
地域包括ケア病床の役割
役割 | 対象となる方 | 例 |
---|---|---|
ポストアキュート機能:Post-Acute | 急性期治療が終了後、在宅復帰に向けて、もう少し入院の継続が必要となる方 | ☆他院からの転院 ☆当院一般病床からの転床 など |
サブアキュート機能:Sub-Acute | 在宅や施設に療養中で、急性期治療の必要はないが、一時的な入院が必要となる方 | ☆自宅など療養中の急性憎悪 ☆発熱・下痢・脱水 ☆食欲不振・栄養不良 ☆急な日常生活動作能力の低下 など |
その他の機能 | その他の理由で一時的な入院が必要となる方 | ☆胃ろう造設 ☆集中的なリハビリテーションが必要な方 ☆教育入院(食事・運動等の生活習慣改善指導) ☆褥瘡治療 ☆抗がん剤治療 ☆服薬調整 ☆家族等による介護・医療処置習得のための練習・指導 ☆家族等の休養・不在(医療必要度が高く介護施設でのショートステイなどが困難な場合)によるレスパイト入院など |
留意点
- 原則として、自宅など*1へ退院できる方が対象となります。
- 入院費用はリハビリテーション、投薬、注射、検査などの費用が含まれます。
- 急性期病棟のような手術、高額な医薬品の使用、特殊な検査には対応できません。
- 入院時あるいはその後の病状、主治医の判断で一般病棟での入院となる場合や、入院後に転床する場合がございます。予めご了承ください。
*1 「自宅など」とは?
特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、介護医療院などを含みます。